人材向け2025-01-0810分
シンガポールの就労ビザは難しい?主な種類と現実的なハードル

シンガポールで働きたいと考える日本人は多いですが、「シンガポールのビザは難しい」という話をよく耳にします。実際、シンガポールの就労ビザは年々厳格化しており、取得のハードルは決して低くありません。
シンガポールの就労ビザの主な種類
シンガポールには主に以下の就労ビザがあります。それぞれ対象者や要件が異なります。
- Employment Pass(EP):高度専門職向けの就労ビザ。最低月給要件が高く、学歴や職歴も重視される
- S Pass:中級技能者向けの就労ビザ。EPより要件は緩いが、企業ごとの発行枠に制限がある
- Work Permit:建設業や製造業などの現場労働者向け。日本人が取得するケースは稀
シンガポールの主な就労ビザの種類
Employment Pass(EP)
高度専門職向けの就労ビザ。管理職、専門職、技術職が対象。
最低月給:SGD 5,000以上(年齢・経験により上昇)
学歴:大卒以上が基本(職歴で代替可能な場合もある)
S Pass
中級技能者向けの就労ビザ。技術職や専門職が対象。
最低月給:SGD 3,150以上
学歴:専門学校卒以上、または関連する職務経験
Dependant's Pass(DP)保持者の就労
EP保持者の配偶者や子供が取得できるビザ。Letter of Consent(LOC)を取得すれば就労可能。
配偶者がEP保持者であることが条件
その他のビザ
Work Permit、Personalised Employment Pass(PEP)、EntrePassなど、特定の条件下で取得可能なビザもあります。
なぜシンガポールのビザは難しいのか
シンガポール政府は自国民の雇用を優先する政策を強化しており、外国人の就労ビザ取得は年々厳しくなっています。
主な課題
- 最低給与要件の引き上げ:EPの最低月給は年々上昇しており、2024年時点でSGD 5,000以上が必要
- 企業の外国人雇用枠制限:S Passは企業ごとに発行枠が制限されており、枠が埋まっていると取得できない
- 審査の厳格化:学歴、職歴、給与水準などが厳しくチェックされ、不十分な場合は却下される
- 競争の激化:優秀な外国人材が集まるため、相対的に審査が厳しくなっている
ビザ取得が難しい人の特徴
以下のような方は、シンガポールの就労ビザ取得が特に難しい傾向があります。
ビザ取得が難しいケース
- 給与水準が低い:最低要件を満たしていても、相対的に低い給与では審査が厳しい
- 学歴が不十分:大卒未満の場合、職歴でカバーする必要があるが、ハードルは高い
- 職種が一般的:特殊なスキルや専門性がない職種は、シンガポール人で代替可能と判断されやすい
- 企業規模が小さい:スタートアップや小規模企業は、ビザ発行の実績が少なく審査が厳しい
ビザ不要で働く選択肢:EOR(国際雇用代行)
シンガポール企業で働きたいが、ビザ取得が難しい場合、EOR(国際雇用代行)という選択肢があります。
EORを利用すれば、日本に住んだままシンガポール企業で働くことができ、ビザ取得の必要がありません。JPSG Remoteは、日本×シンガポールに特化したEORサービスを提供しており、ビザの心配なくシンガポール企業でのキャリアを実現できます。